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9/24チューリップクラス

今日のレッスンでは、バレエバーレッスンで1番、2番ポジション。プリエ。

バットマン・タンジュ。腕の使い方・ポールドブラの勉強をしました。

その後は、このクラスで大人気の“なりきりタイム”☆

生徒さん一人ずつ「何になりたい?」と、なりきりたい生き物や乗り物、時には食べ物を言ってもらって、みんなでそれになりきるという時間。

前回は、鮭と熊の鬼ごっこが大ウケでしたが、、、

今日は、フラミンゴ、トンボ、サメ、鮎、くらげ、白鳥、ジンベイザメetc.

本当に沢山の“なりたいもの”が出てきました。子供達の発想力には驚かされます!

ここで、ただその“なりたいもの”になりきって体を動かしているだけではダンス教室ではないので、

白鳥→5番ポジションでパドブレと「白鳥の湖」の腕の動き。

フラミンゴ→パッセでバランスをとる。

トンボ→ダンスで腕を横に出すときの形、ダンスの走り方。

など、子供達から引き出した“やりたいこと”を応用して、ダンスの勉強をするようにしています。

小学校入学前の小さな子供達は、講師側から課題を提供しても、やる気になって実行してくれるのは大抵100パーセントのうち30パーセントほど。

これは年齢的に仕方のないことなのです。

そこで、子供達が自発的にやりたいと思ったことの延長線上に、こちらが学んで欲しいと思っていることをもってくると、やる気のまま楽しんで取り組んでくれるので、とてもスムーズにレッスンが進みます。

私は、子供達の集中力が切れてくるレッスンの中盤に、この手法をよく使います(笑)

そして、レッスンの最後には今日の締めくくり、ミュージカルのダンスを踊りました。

このように、レッスンの始まりは体力も集中力もやる気もあるので、一番ハードルの高い真面目な内容のバーレッスンをする。

中盤に子供達のわがままを聞く。

後半は、もう少しでレッスンが終わるという気持ちで、“もう少しなら”頑張れるのと、達成感を感じてレッスンを終了してもらいたいので、

“振りの順番を覚えて曲に合わせて踊る”ということをしています。

今日のレッスンも楽しく、そして実はダンスのことが沢山身についた内容だったと思います。

私も可愛い生徒さんの笑顔とダンスを見られて、キュンキュンの50分間でした。

チューリップクラスのレッスンの様子を少しでもお分かり頂けましたか?

基本的にはこのようなレッスンプログラムですが、まだまだ小さいお子様が対象のチューリップクラスでは、季節や天気やレッスンに来る前にしたことなど、その日によって子供達の体調や体力、そして“機嫌”が違います。

私は、我が子たちを育ててきた経験を駆使して?(笑)、その日その日の子供達に合ったレッスン内容に変更しながらレッスンを進めます。

「ダンスを習う」と聞くと、どうしても気構えてしまうところがあると思いますが、実際はそんなに堅苦しいものではなく、体感的には楽しく体を動かしに行くという感覚で通って頂けると思います。

そして、“実は知らず知らずのうちにダンスが身についていた”という嬉しい結果に導くのが、私の役目だと思っています。

また次回も、みんなが楽しめる内容を準備しておきますね!!

SORAKI

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