逆境から立ち直る方法
皆様こんにちは、宙輝れいかです。
今日は、「逆境から立ち直る方法」について書きます。
念の為前もってお伝えしておきますが、私は心理学などを勉強したことはなく、これから書く内容はあくまで素人の私が今まで歩んできた人生の中で感じた一意見ですので、あしからず。
さて、今皆さんは出口の見えない悩み事がありますか?
仕事、家族、恋愛、お金、病気など、生きていたら悩みはつきないですよね。
人生の悩みについての私の意見は、先日インスタグラムの@soraki.dancestudioのLIVEでお話しし、IGTVに残してありますので、ご興味がある方はそちらをご覧下さい。
ここでは、ダンスや歌、芝居などを習ったり仕事にされている皆さんのお悩みについてお話ししようと思います。
芸事に携わっておられる方々は誰しも、「どうしてもいいパフォーマンスができない日」または「スランプ期」を経験されたことがあるのではないでしょうか。
そういう、やればやるほど土壷にはまりうまくいかない時は、どうされていますか?
そういう時自分が元のコンディションにもどる方法を知っておられる方は強いですよね。
私には、これまでに陥ったスランプ期に苦しみながらあみだした、“そこから抜け出す方法と練習法”があります。
自分のコンディションが悪い時、陥りやすい思考傾向、体調の変化、生活リズムなどの“原因”と、落ち込んでいく“過程の変化”は色々あると思いますが、どん底まで落ち込んで起き上がってこられなくなり残念な結果を招かない為に、普段のプチ不調の段階から常に自分を分析しておく必要があると私は考えます。
・気持ちが落ち込みかけた時、普段なら気にしない事まで悲観的に捉え、自ら必要以上に自分を追い込む癖がある
・睡眠時間が○時間以下だと体や頭のキレが悪くなる
・○○を食べると体が重くなったり、体調が微妙に悪くなったりする
など。そういう自分の“傾向”をまだ心に余力があるうちに、よく見る手帳やノート、スマホのメモ機能に書き留めておきましょう。
またその逆で、自分は何をしたら気分が明るくなれたり、リフレッシュできたりするのか、プラスに作用した覚えのある行動もあわせて書いておきます。
・とにかく寝たいだけ寝る
・一度思い切って練習を中止し、好きな舞台を鑑賞してみる
・違う職業の友人と会って食事する
・買い物をする
など。
悩んでいる時は大抵、人は一つの事で頭がいっぱいになり、一つの考え方に固執しているものです。
でも、少し冷静に一歩引いて他の方法を試したり、一度全く関係のない他の事をして頭を冷やしてみれば、案外どん底までは落ち込まずに済み、徐々にいつもの自分に戻れたりします。
だから、落ち込んでいく自分を早めに食い止める為に、メモをひらいて“自分の傾向”を思い出して下さい。
メモを見る余裕を持てず、見ること自体を忘れそうなら、予め家の壁に貼っておいて下さい(笑)
落ち込んだ時、周りの人が励ましてくれても、いまいち心が晴れなかったりしませんか?
それは、相手は自分を大切に思ってくれているかもしれませんが、自分以上に自分のことを分かってくれている人はいないからです。
でも、元気な時の自分自身が言っている言葉なら、どうでしょう?信じられる気がしませんか?
落ち込んだ時は、結局自分を信じて自力で起き上がるしかないのです。
そうして、“心が整理されれば、パフォーマンスも徐々に元に戻ることがほとんどです。”
次に、心が立ち直ったら、今まで上手くいかなかった練習法をやめて、違う練習の進め方を試してみるとか、得意な部分をより強化して、自分の自信を取り戻すように仕向けたりするなど、練習の着眼点自体を変えて下さい。
ここまでできれば、恐らくスランプから抜け出しているはずです。
そして、スランプを経験できたことが成長に繋がり、より魅力的なパフォーマーになっていると思います。
そしてメモの最後に、
「スランプは、成長するために必要で、通過点にすぎない。あとになって考えれば、とても貴重で有り難い経験だった。出口は必ずある!!」
と、大きな字で書き加えて下さいね。
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
SORAKI