春の勉強会を終えて
4月8日(木)、バイオレットクラスのご家族の方々をお招きし、春の勉強会を開催しました。
子供達がこれまで練習を重ねてきたダンスをご家族の方にご覧頂くのですが、
発表会のように”披露”することに重きを置くのではなく、
・人の前で踊るとき、自分はどんな気持ちになるかな
・緊張した時、どうしたら落ち着けるかな
・いつもと同じように力を発揮できるかな
・拍手をもらったら、どんな気持ちになるかな
など、普段生徒と講師だけで行なうレッスンでは体験できないことを”勉強する”という意味で、
「勉強会」という形にしました。
ご家族の方々には、「出来映えがいいかどうか」ではなく、
ダンス未経験だった子供達が、人前で一曲のダンスを踊れるようになるまでの課程をたたえて頂き、
その努力と継続力に拍手をおくってあげて下さいと事前にお願いしておきました。
今回踊ったダンスは、「シングシングシング」。
私も宝塚音楽学校の洋舞祭で踊った思い出の曲です。
今回は、私が振付をしたものをみんなで踊ってもらいました。
勉強会では「シングシングシング」の他に、
普段のレッスンで行なっているバーレッスンとセンターレッスンもご覧頂いたので、
シングシングシングを踊るために、地道な基礎練習も一生懸命行なってきたということを、ご家族の方々にご理解頂けたと思います。
本番では、思うように満足に踊れた子、緊張でいつものようには踊れなかった子、すごく楽しかったと言う子、様々な感想が聞かれましたが、私はダンスを全くしたことがなかった子供達が、ただ振付を踊るのではなく、私が常々伝えている、
「ダンスが楽しい!!ダンスが好き!!」
という気持ちを大切に、見ている人にそれが伝わる表情で、生き生きと踊る姿に、目頭が熱くなりました。
特にスタジオがオープンした昨年7月以降、新型コロナウィルスの影響でスタジオが使えなくなったり、
練習環境が万全だったとは言えません。
また、新しい生活様式の中で、前向きに過ごす事が難しい日もあったでしょう。
子供達のそんな9ヶ月間を思うと、その中で真面目にレッスンに励み、一つの事を続けてきた頑張りに、
大人である私も、敬意を表さずにはいられません。
ご家族からのあたたかい拍手に包まれる子供達は、本当に愛らしい表情をしていて、胸がいっぱいになりました。
その笑顔は、今後スタジオを運営していくにあたり、これから先もずっと私の心の支えになるでしょう。
お子様の成長に涙を流すご家族の方々、、、
褒められてニッコニコの子供達、、、
終始あたたかい空気に包まれた、最高の勉強会になったと思います。
さて、子供達とは、今回心で感じた喜びを勇気に、
勉強会で始めて見つけた自分の課題をクリアにすべく、一緒に頑張っていこうと思います!!
最後になりましたが、お忙しい中勉強会にお越し下さったご家族の皆様、本当にありがとうございました。
SORAKI