3月のレッスンを振り返る
3月は、生徒さん達にこれまでより更に一歩前進してもらう為に、導く立場である私が自分の中で決めていた課題(目標)がありました。
それは、どのクラスも、
“ただ私からの要望(振付)をこなす”
のではなく、
“舞台での1つの出し物として完成させることを意識して踊ってもらう”
ということ。
具体的に言うと、、、
・列や隣の人とのスペースを保って踊る
・振りを正確にすることで周りと揃える
・振りは揃えつつ魅力的に個性を出す
・振付をこなすだけではなく、役として踊る
・表情を豊かにする
・客席へのアピールの仕方を考える
etc…
この様なことを頭に置いて、色々とアドバイスさせて頂きました。
生徒さん達、思い当たる節があるのではないでしょうか。
勿論、未就学児の子ども達に全てを求めてはいません。
でも、ただ振りを覚えて帰ってもらうところまでで終わるのではなく、もう一歩踏み込んで、
「あなたを観ている人はどっちにいるの?」
「これとこれ、どっちが楽しそうに見える?」
「どんな色のお洋服を着て踊ってるか教えて?」
「こうするのとこうするの、どっちがステキ?」
などと質問形式で聞くと、子ども達は率先して自分の意見を言ってくれますし、自分の中で想像が膨らみます。
このことが一番大事!!
ダンスはイメージを膨らませたもん勝ちだと、私は思っています。
イメージすれば、筋肉の動きまでもが変わって、パフォーマンスのレベルが格段に上がります。
イメージすることで、
・観ている人がわくわくドキドキ感動する
・踊っている自分もすごく楽しい
ということに繋がっていくのです。
小さいお子様から大人の方まで、結局目指しているところは同じということなのですね。
今までは、踊っている時に向き合っていたのは“自分”だった方がきっと多いと思いますが、今月は“自分以外の第三者”に向けて踊ることをイメージしてもらえたのではないでしょうか。
4月も今の曲の続きをして、深めていって頂きます。
1回1回のレッスンの目標、そしてもう少し大きく1ヶ月の目標も立ててレッスンに通って頂けたら、とても進歩が早いと思います。
来月も一緒に頑張りましょう!!
SORAKI