10/15バイオレットクラス
バイオレットクラスでは、クリスマスに生徒さんのご家族の方をお呼びして、お子様の日頃のレッスンの成果をご覧頂く、プチ発表会を予定しています。
これは、単に成果をご覧頂くという意図だけではなく、子供達自身に、あたたかい雰囲気の中での「緊張感」を味わってもらったり、それに打ち勝っていつも通りのパフォーマンスをする力、拍手をもらう喜び、自分の課題はどんなものなのかなどについて体感し、学んでもらう機会をつくりたいという思いがあります。
そこで、9月の最終週から発表会で踊る曲の振付を始めました。
10月は最初の2週間がお休みでしたので、その間は配信している動画を見て、みんなしっかり振付の復習をしてきてくれました。
本日は、次回以降の振付に出てくるステップを3種類、勉強しました。
7月に生まれて初めてダンスを始めた子供達にとって、簡単な振付とは決して言えない難易度のステップですが、うちの生徒さん達は最初は難しくて出来なくても、努力していつも私の想像以上の完成度に仕上げて成長をみせてくれるので、今回も私は簡単なステップを選ぶのではなく、あえて生徒さん達の頑張りに期待したレベルの振付にしています。
今回選んだ曲は、JAZZではあまりにも有名な、リズム感の大切な曲です。
この曲を踊る上で欠かせない要素だと思っているのが、“粋にカッコつける”ということ。
言葉で説明するのは勿論、小学生に“粋”を伝えるのは至難の業(笑)
これは、持って生まれたその子のセンスや感受性、私の振付や音楽のニュアンスを感じ取る力、そして色んな物を見たり聴いたりすることによって身につける自分の中のイメージ力。
そんな物からしか、理解できないものだと思います。
“粋”のニュアンスをつかむ為に、これをいい機会と受け取って、ダンスを習っていないと触れることはなかったであろう体験、
例えば、子供向けの映画ではなく、渋い大人の男性や魅力的な女性が出てくるアメリカの映画の1シーンを観て、曲のイメージを膨らませてみたり、この曲を踊るとしたらどんな衣裳を着るかなと海外のモデルさんが載っている雑誌をひらいてみたり、またそれを想像して絵に描いてみたりしてはいかがでしょうか。
色んなことを見たり聴いたりして、自分の中に色んなイメージのレパートリー(引き出し)を身につけておくと、これからダンスや芸術に携わる時にとっても役立ちますし、何より“魅力的に”踊れるダンサーになると思います☆
と、、、、難しいお話をしましたが、来週もみんなで楽しくリズムを感じて踊りましょうね!!
SORAKI