11月のレッスン
11月は、チューリップクラスではその日その日に生徒さんが踊りたいと声があがった曲を2~3曲、踊りました。
まだまだ小さなお子さんが多いので、無理矢理こちらの要求を押しつけるのではなく、なるべく生徒さん自身が「やりたい」と言う曲を使って踊るようにしています。
バイオレットクラスでは、2ヶ月かけて練習していたジャズの曲を仕上げました。
チェストを柔らかく使ってリズムをとったり、ねばる部分とたたみ込んで踊る部分の緩急をつけることを学べる振付にしました。
また、AチームBチームに分かれて掛け合いながら踊るということにも挑戦しましたね。
最初は、相手チームが踊っている間、体がふらふらと揺れてしまったり、つられて踊り出してしまったりといったことが見られましたが、
最終的にはとても上手に踊れていました。
このように11月は、生徒さん達の成長を感じることができた嬉しい月でした。
ママと離れることすら難しかった子が、だんだんレッスンに参加出来るようになったのも嬉しかったですが、
お友達が泣いた時に、先週まで泣いていた子が「大丈夫だよ。」と頭をよしよししに行ったのには驚いて、なんとも可愛くて吹き出しそうになりました。
他にも、ダンスが初めての小学生さんが少しずつステップを踏めるようになったり、
高学年のお姉さん達は、自分の課題と向き合うだけでなく、小さい子に並び方や振りを教えてくれることも増えてきて、頼もしく感心しました。
私は生徒さん達を勝手に我が子のように思っているので、レッスン中その成長を目にして、危うくほろっと泣いてしまいそうな時があるくらい、子供達の成長が愛おしく嬉しいのです。
また、大人クラスの方は、全く何も踊ったことがない状態から、有名なミュージカルの曲を使って踊れるようにまでなりました。
私自身、2ヶ月という期間の大切さや可能性を教わった気がします。
とにかく、生徒さんそれぞれの成長を目にすることができ、とっても幸せでした。
また、遠方から新幹線で宝塚受験の個人レッスンに来てくれた生徒さんもいらして、90分で目の輝きが180度変わって、今後が楽しみになりました。
子供さんは、何でもすぐに吸収して、お花の種のようにどんどん変化していきます。
私は講師として、いい水と栄養分をあげ、あたたかな愛情を惜しみなく降り注げる太陽にもなり、満開のお花を咲かせてもらえるように見守って行きたいと思っています。
12月も頑張りましょう!!
SORAKI